禅画買取しております
禅画の世界
「禅」は、鎌倉時代に中国から日本に伝わり、日本社会に大きな影響を与えました。
その中から、禅の教えや精神世界を絵筆で表現する「禅画」は、登場します。
禅宗では、真理は言語のかたちを持たないという「不立文字」の考えがあります。禅画は、そんな真理を、絵筆で表現したものです。そのため、禅画には、禅の精神を読み解くという面白みがあると言えます。
白隠の禅画
白隠彗鶴は、臨済宗中興の祖と称される江戸時代の中期の禅僧です。白隠は、民衆布教のため、禅画を数多く描きました。白隠の禅画は、墨で描かれた絵に自作の画賛(作品に添えられた鑑賞文)を添える形式をとります。絵を鑑賞し、画賛を読み解くことで、公案(禅問答)を始めとする禅の精神に触れることが出来るという仕掛けです。
草坐達磨図
よしあしの葉をひっ布ひて夕涼み
風外の禅画
風外彗薫は江戸初期の曹洞宗の僧侶です。風外は、禅宗の開祖である達磨や布袋を描いた作品を多く残しています。風外の作品の特徴は略筆です。達磨の肩から腕を大胆に省略する表現は、白隠の達磨図にも見られる表現です。そのため、風外は禅画の先駆者とされています。
禅宗以外の「禅画」
以上に紹介した白隠と風外は、それぞれ臨済宗と曹洞宗の僧侶です。これら二派に黄檗宗を加えた三宗をまとめて「禅宗」と呼びます。しかしながら「心が動揺することのなくなった状態」を意味する「禅」の考えは、禅宗以外にも存在します。そのため、他の宗派の僧侶の作品にも「禅」を感じさせるものがあります。
慈雲飲光は江戸後期の真言宗の僧侶です。若い頃、儒学、密教、神道と幅広く学んだ慈雲は、曹洞宗も学び認可も得ています。サンスクリット語や袈裟の着用に関する優れた著作を残した慈雲は、書に秀でていたことで知られています。慈雲は、書に円相や達磨を添えた作品を残しています。禅宗の開祖・達磨大師の言葉である「無功徳」の書に、略筆で描いた坐禅姿の達磨を加えた作品は、禅の精神を筆にのせて描いている点で、広義の禅画といってよいのかもしれません。
無功徳 達磨
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